リフレクソロジーの施術にベッドを使うところがありますが、わたしはいつも椅子を使います。
椅子に座ってもらい、施術する足をわたしの膝の上にのせます。
こうすることで、からだ全体を使って丹田からグググッと圧を加えられるのです。
膝を上下させれば、膝にのせた足の高さが変わるので、つま先からかかとまで無理なく施術することができます。
若石リフレクソロジーの認定プロ講座では、この姿勢について厳しく教えられます。
しかし、実家で両親の足もみをしようとしたとき戸惑いました。
実家は椅子に座る生活スタイルではないのです。
わざわざ椅子に座らせたら嫌がるかも……。
悩んだ結果、布団に寝転んでもらうことにしました。
布団での施術方法なんて習っていませんから、はじめはギクシャクしました。
でも丹田を使う姿勢はつくれたので、試行錯誤しながら自分のスタイルを見つけていきました。
高さの調整は、小さな枕を使ったり、膝立ちになったりと工夫しています。
両親のおかげで、布団の上でも施術できるようになりました。