あけましておめでとうございます
昨年末のご挨拶もろくにしないまま、年が明けて1月10日になりました。
お正月気分はどこへやら、まわりはすっかり普段の生活に戻っていますね。
きよみんは本日ようやく外出解禁になりました。わーい。
大晦日の衝撃
年末も年末の大晦日に、同居している家族がコロナ陽性になったのが全ての始まり。
30日がサロンの仕事納めで、31日から実家に行く予定にしていました。
元日に実家で一族が集合する約束だったので、31日におせち料理などの食材を実家に持って行って準備をするつもりにしていたんです。
数の子は下ごしらえに時間がかかるので、すでに調理して漬け込んでいました。
そんな中、職場で発熱したという家族が早退して帰って来ました。
嫌な予感が満載です。
買い出しに行かなあかんのに、抗原検査キットをもらいに行くという緊急ミッションが追加されました。
電話で問い合わせた調剤薬局に自転車を飛ばして出向くと、「本日の配布分は終了しました」の張り紙。
は?
今すぐ必要なんですけど?
わたし明日のおせち料理一身に背負ってるんですけど?(関係ない)
なんせ大晦日なので開いてる施設がないんです。
その場でまた調べ直して、元田中の薬局で配布していることを突き止めました。
どっちみち一乗寺のヘルプに買い出しに行く予定だったので、まずは元田中まで自転車こぎこぎ。
親切な担当の方から抗原検査キットを受け取り、ミッション完了。
もし、陽性だったら食材を買い込んでも意味ないよなぁ、、、と思いながら、でも今日買わないと大晦日だし、と葛藤しながらとりあえず、ヘルプで一族みんなの分の食材を買い込みました。
おせちに使う食材はなるべくオーガニックのものにしたかったので、母にはわたしが全部買って持って行くからと伝えていました。
山盛りの食材とともに家に戻って、よく考えると、もし陰性だったとしても熱を出して寝込んでいる人を置いて自分だけ実家に行くわけにもいかんよなぁ。と当たり前のことに気がついて母に連絡を入れました。
母はちょうど百貨店に行こうとしていたところだったので、もう今年はおせちは諦めて、オードブルやお刺身用の魚を百貨店で買って来るわ〜ということになりました。
そんなこんなで、年末年始は京都で過ごすと覚悟を決めた数時間後に発熱家族の検査をしたら、見事陽性!
(相談センターの方に、発症したばかりの頃はまだ反応が出るほどウイルスが増えてないので、時間を置いてから検査してくださいと言われていた)
わたしも恐る恐る検査してみましたが、陰性で一安心。
コロナ1号がゼリーが食べたい、というのでとりあえず売ってるゼリーと、ゼリーを作る材料を買いに走りました。
ゼリーは自分で作って食べる方が安上がりだし、それよりなにより作った方がおいしいですからね。
どんどん具合が悪くなる1号の様子を伺いながら、別の部屋でキャンプ道具を利用して自分専用の寝床を作りました。
元日は熱が上がってしんどそうな1号をかいがいしく看病しながら過ぎていきました。
家にはテレビがないので、お正月らしさは皆無でしたね。
本当に年が明けたのか、そんな気分でした。
そしてその時はやってきた
2日の朝目覚めると、少し風邪気味っぽい感じがしました。
うぬ?
熱はないけど、ちょっと鼻ズルズルしてるかな?
これまで何回も検査してきたキットをいざ使ってみると、、、おー!Tのところに線出てるー!
サロン業務なので念のため、と思いながら今まで何回も何回も抗原検査キットを使ってきましたが、毎回Cのところにしか線が出ないので、この検査キットホンマに大丈夫なのか?と疑っていたくらいでした。
それなのに、初めてくっきりはっきりぶっとい線が陽性を示していたんです。
くそっ!(失礼)
本格的に症状が出る前に、やらなあかんことやっとかな〜と急いでパソコンを開いて諸々作業に取り掛かりました。
だんだん頭が痛くなってきて、からだが熱っぽくなるのがわかりました。
くそぉ!まだやることあるねん!(失礼)
なんとか急ぎの仕事を終わらせて、コロナ陽性者の療養について調べると、年末年始はオンライン診療を受けられることがわかったので予約を入れてみました。
スマホのアプリを使ったテレビ電話で医師の先生の診察を受けて、コロナ陽性と認定されました。
必要になりそうな薬を一式自宅に届けます、ということで即日ポストにお薬が届きました。
熱の薬、咳の薬、痰の薬の3種類セットでした。
オンライン診療と薬は有料なので後日請求が来るそうです。
まだそんなにしんどくなかったので、コロナ1号のリクエストだった鰻丼を作ることにしました。
和歌山のお友達がさばいて真空パックにしてくれた天然の鰻を大事に冷凍庫にストックしていたのです。
蒲焼は大変なので、魚焼きグリルで火を通してから、タレで飴色になるまで煮付けました。
天然なので多少煮付けても弾力いっぱいの歯応えなんです。
天然鰻を使った贅沢な鰻丼が出来上がりました。
コロナ1号は鰻が大好物です。
鰻の日はいつも大喜びでバクバク(人の分まで)食べてくれます。
あれ?
リアクションがないぞ?
いつもの「おいしーっっっ!」が発動されません。
渾身の鰻丼やのに!なんで!
コロナ1号は嗅覚と味覚を喪失していました。
あんなに食いしん坊やのに!味がわからへんやなんて。
人によってコロナの症状や後遺症は様々のようです。
わたしは初日、頭痛が辛かったです。
からだがウイルスと闘ってるんやし、ある程度熱は出した方がいいのかな、と思ってカロナールを飲むのをギリギリまで我慢していました。
38°台になっても発熱のしんどさはあまりなくて、頭痛が苦し過ぎて何度も何度も頭の向きを変えていたので、髪の毛があり得ないくらいにモジャモジャにからまって巨大ドレッドみたいになりました。
そして23時くらいになってようやくカロナールを飲んでみました。
飲んだ後、しんどいのが楽になるまでの早いこと早いこと。
薬ってすごいなーと感動しました。
結局辛かったのは初日の頭痛だけで、あとはずーっと37°半ばの熱が続いて、夜になると熱が上がり始める日が続きました。
38°を超えると全身が痛くなってくるので、そうなるとカロナールを飲んで鎮めます。
初日は絶食しました。
2日目におうどんを作っていただきました。
うどんの出汁は年越しそば用に作って冷蔵庫に入れていたのが役に立ちました。
市販のうどん出汁は甘すぎるので嫌いなんですよね。
4日目くらいに平熱に落ち着いたんですが、熱と入れ替わりに「目が回る」という症状に突然襲われました。
コーヒーカップみたいにグルグル回転する遊具に乗せられて、思いっきりグルグルグルグル回されたような感じです。
めっちゃ気持ち悪い。
枕の上でほんの少し頭を動かしただけで、グルグルグルグルグルグル、、、。
ウイルスが内耳に入ったのか、三半規管がやられたのかと思いました。
子どもの頃から乗り物酔いがひどくて、大人になってもクルンと回転するだけでオエッとなるわたしです。
この目が回る症状には3日間ほど地味に苦しめられました。
ようやく自宅療養解除
そんな自宅療養生活も8日目の1月10日で解除です。
一応、解除後も10日間経過するまでは気を抜くな!ということなので、サロン業務は1月13日から通常営業に戻します。
1月23日〜29日は木屋町ビルがエレベーター取り替え工事のためサロンを臨時休業しないといけないので、1月の営業日がものすごく少なくなってしまいました。
2023年は波乱の幕開けでしたが、これも笑って話せる思い出話になるよう、さらに健康管理に気をつけて、さらに腕を磨いてまた新たな知識の習得に励みながら、楽しく自分らしい仕事を積み重ねていきたいです。
ついに罹患してしまったコロナでしたが、後遺症のようなものは今のところ見当たらないです。
「目が回る」症状が出たときは、また以前のように施術できるか心配になりましたが大丈夫そうです。
家でコロナ1号の足もみ施術を繰り返しています。