「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」
大好きな玉三郎の踊りが観られるということでとても楽しみにしていました。
出演者は玉三郎だけかと思っていたら、もうひとり中村壱太郎という若い方が。
「え〜。玉三郎だけでいいのにぃ。」
と思っていましたが、この壱太郎めっちゃ良かったです。
なんともいえない柔らかな動きのひとつひとつに目を奪われました。
関節の数が人より多いんとちゃうやろか、というくらいなめらかな所作と、流れるような動きの中に時折「ため」るような不規則なリズムが混ざり合い、抑え気味の躍動感に溢れていました。
抑え気味の躍動感って変な表現やけど、ほんまにそんな感じ。
玉三郎は豪華絢爛な衣装で登場。
まばたきするのがもったいないほど、圧巻の美しさでございました。
ところで、歌舞伎って「江戸歌舞伎」と「上方歌舞伎」があるねんて。
全然知らんかった。
歌舞伎は歌舞伎でひとつやと思ってた。
壱太郎の芸風は「上方歌舞伎」の流れなんかな?(知らんけど)
お正月の松竹座はお着物で来られる方が多かったです。
何も考えずに楽な格好で出かけてしまったので浮きました(笑)。