「若石」これなんて読むの?

若石(じゃくせき)

2012年にウェブディレクターとして独立し、働く時間が自分の自由になった。

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でも、いつの間にか他者(会社)が決めた時間割に従って働く習性が染みついてしまっていた。

もう出勤しなくていいのに、そわそわして落ち着かない。

自分のペースがつかみきれず、新しい仕事環境に慣れないまま時は流れ、夏バテが追い打ちをかけた。

すっかり調子が狂ってしまったわたしは、見事に体調を崩した。

勤めていたころ、忙しすぎて体調不良になると、足が鉛のように重くなるので、我流で足の裏をゴリゴリ揉んでしのいでいた。

2012年の夏も、いつものように足の裏をゴリゴリやってみたが、いくらやっても楽にならない。

いつもなら3日もやれば楽になるのに、1週間を過ぎても重くて、だるくて、しんどいまま。

仕事どころか家事もろくにできなくなりそうだったので、お店に行ってプロに頼もう!と決めた。

足つぼのお店をネット検索していると、いまいち読み方のわからない言葉が目にとまった。

「若石」

ん?なにこれ?検索結果にいっぱい出てくるけど……。

これがわたしと「若石(じゃくせき)」との出会いの瞬間。

さらに調べていくと、若石はお客さんの足を施術するだけではなく、自分で足をもむ方法を教えることに力を入れていることがわかってきた。

はじめはお金がかかるけど、一度覚えたら一生タダでできるやん!

もともと自分なりに足もみをしていたので、やり方さえ教えてもらえればいいのだ。

自分の足のもみ方を教えてもらえる「初級プロコース」に申し込む前提で、自宅から通える圏内のお店をリストアップした。

ホームページをチェックしまくった結果、3店ほどピックアップ。

一度お客さんとしてお店に行って、一番印象が良かったところに申し込むことにした。

そして最初に向かったのが、京都・南座のすぐそばにある「梅香堂」。

若石足裏健康サロン 梅香堂

初めて受けるプロの施術。

びっくりするくらい痛いところもあった。

担当してくれた張 秋容先生は、キレイでチャーミングな女性だった。

施術後にお話ししながら「いい人だな~」と思ったので、もう他のお店に行くのはやめて、その場で初級プロを申し込んだ。

(どこかでつづく)

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