喜屋武岬から海を眺める

祖母の形見の着物で作った首飾り

慰霊の日を前に沖縄に行くことができました。

わたしの母方のルーツは沖縄にあります。

わたしが生まれるずっと前に、祖父母が出稼ぎのために沖縄を離れて大阪にやって来ました。

祖父母が大阪に行くとき、曽祖父に孫(母のこと)は置いていくようにいわれたそうです。

そのため母は沖縄に残され、大阪に渡った祖父母(母の両親)と離れ離れの生活になりました。

そんな状況の中で戦争がはじまります。

沖縄戦のとき母はまだ4、5歳でした。

祖父母は戦後も混乱のためか、詳しい理由はわかりませんが一度も沖縄に帰らなかったそうです。

たぶん生活に余裕がなくて帰れなかったんだと思います。

帰りたくても帰れないまま、祖母は沖縄が本土復帰する3年前に亡くなりました。

上の写真は、祖母の形見の着物で作った首飾りです。

今回の沖縄は、祖母を一緒に連れて帰る気持ちでこの首飾りを着けて行きました。

飛行機が離陸するときからずっと祖母に話しかけていました。

そのせいか、めっちゃ頭が痛くなったり、いろいろありましたが……。

この海を見たらすーっと抜けていきました。

とても美しい海です。

こんな美しい場所が沖縄戦最後の激戦地だったんです。

いまは波の音しか聞こえない静かな場所です。

喜屋武岬から海を眺める

平和の塔の前で