自分のための足もみから
きよみんは自分自身の体調不良を自分でなんとかするために、若石の足もみを習いに行きました。
自分で自分の足をもむ方法を一度ちゃんとプロに教えてもらおう!と一念発起して「初級プロ養成講座」を受けたんです。
初級プロ講座は「自分の足を自分で施術する方法」と「家族など人の足を施術する簡単な方法」を学ぶ内容になっています。
きよみんはむかしから自分の足を我流でゴリゴリもんでいたんですよね。
実家にはマッサージチェアに付属していた足もみローラーがあったんで、疲れたときはよくローラーのお世話になってました。
椅子に座ってローラーに足をのせてゴロゴロ〜、ゴロゴロ〜。
しんどいときはもっと強くゴロゴロしたいから、思いっきり前屈みになって体重をのせる。
そしたら回転が止まるねん!
ういーんういーんって苦しそうなモーター音を響かせてるだけになるねん。
もっと強く刺激したいのに、ぐぅーっと両足を押し付けたら回転が止まる。
いま思うとあのローラーは若石のものじゃなかったな。
若石のローラーはモーターがめっちゃ強いから60キロまでOK!
きよみんが完全にのっかってもゴロゴロ回転してくれる。
あ、めっちゃ話がそれた(笑)
実家を離れて京都に引っ越したから、ローラーとも遠距離恋愛になってしもたんよね。
挙げ句の果てにローラーは弟が自分の家に持っていってしまったという悲しい結末。
自分の手で足もみするのって結構しんどいやん?
ましてや我流で適当にもんでるだけやったからコツもポイントもわかってないし。
そんなきよみんに襲い掛かった体調不良の魔の手。
素人の我流の足もみでは太刀打ちできませんて。
だから、自分足もみの正式(?)な方法を身につけたい!というのが初級プロ養成講座を受けた一番の目標でした。
家族のための足もみへ
実際に習ってみるとね、いままで自分がぜんぜんできてなかったことが身に染みてよくわかったよ。
我流ではあかんわ。
天才的なセンスがある人やったら我流でも素晴らしい方法を編み出してるかもしらんけど。
もうすでに若石の完成されたメソッドがあるんやから、おとなしくお金払って教えてもらうのが近道やったなーと思いました。
一度身につけたら一生もんやからね。
確実に元は取れると思います。
こんな感じで自分のための足もみをせっせと学習しはじめたきよみんでしたが、実はもうひとつ小さな願望がありました。
初級プロ講座後半のカリキュラム「家族など人の足を施術する簡単な方法を学ぶ」に関係することです。
自分の足もみがメインやけど、人の足もみもできるようになる!
家族とか友だちにも足もみやってあげられるかも!って思ったんです。
当時きよみんの周りには、整体、アロマ、エサレン、ポラリティ、クラニオなど、なんらかのお手当て技術を身につけてる人が多かったんですよ。
きよみんはこれといってなにもできることがなかったんで、うらやましかったんですよね。
ちょっと誰かが具合悪そうな感じのときに、サッと手を差し伸べてケアできたらかっこいいじゃないですか。
(すぐに病院に行った方がよさそうな場合はそうしますよ。未病レベルの話です)
きよみんはめっちゃええかっこしいなんです。
そして、この小さな願望は思いもよらない形である日突然に現実化します。
父の病室に駆けつけたものの
まだ初級プロ講座のカリキュラム前半で自分足もみを習っていたころ、父が脳梗塞で緊急入院したんです。
母から電話があったときに足もみの話もしたんやけど、「お父さんは足もみなんかせえへんと思うで」と言われました。
わたしも「絶対にせえへんやろな」と思いながら、一応初級プロ講座の教材一式を持って病院に向かいました。
脳梗塞で入院と聞くと、倒れて救急車で運ばれてというイメージやけど、父の場合はそうではなくて珍しいというか幸運なケースでした。
父が母の付き添いで病院に行ったとき、母の診察が終わるのを待っている間に病院のスタッフさんと世間話をしていたそうなんです。
父が数日前から左手でボタンをはめたり細かい作業がしづらくなっていることを病院の人に何気なく話したところ、「そらあきまへん!すぐに検査しなはれ!」ってことになってその場で検査したら脳梗塞が見つかって、そのまま即入院となったわけです。
母が診察室から出てきたら、父が車椅子で運ばれてきたらしく「どっちが病人やねん!」現象が巻き起こったそうです。
病室に入ると、24時間点滴につながれた父はいつもと変わらず元気そうでした。
わたしが足もみを習っていることを話すと、父がすーっと足を出してくれたんですよ!
「いらん!」とか「好かん!」って言われると思ってたから、めちゃめちゃびっくりしました。
そして差し出された父の足を目の前にして、ある重大なことに気がついたんです。
わたし、まだ、自分の足のもみ方しか知らん。
ぶっつけ本番だった父の足もみ
やばい〜!!!と内心焦ったけど、ここでモタモタして父がヘソを曲げてしまったら取り返しのつかんことになる!
九州男児の父はなにかとややこしいので、もうどうやったか思い出せないくらい必死こいて父の足と格闘しましたよ。
特に文句を言われることもなく、途中で拒否されることもなく、最後までやり切ったと思います。
もしかしたらめっちゃ痛くて我慢してくれてたかもしらんけど。
給湯室で汲んできたマグカップいっぱいのお白湯を飲み干してくれたときはうれしかったなぁ。
なかなか量を飲めない人もいるからね。
ぐいーっとゴクゴク飲む姿を見て安心したのを覚えています。
主治医の先生にも許可をもらったので、お見舞いに行くたびに父の足もみをしました。
ものすごい下手くそやったと思うけど。
きよみんが初めて足もみをした相手が父で、きよみんがこれまでで一番たくさん足もみをしたのも父です。
プロになってからは、父の足もみをすると「これで鰻でも買って帰り」と言って3,000円くれるようになりました。
わたしが「家族の足もみは永久に無料」と宣言していたので、鰻代になったんやと思います。
父は若石リフレクソロジーきよみんの一番のお得意さんでした。
寄り添う足もみ
2018年3月に父が尿管がんのステージ4でリンパ転移してることがわかりました。
病室に足湯バケツを持ち込んで、足湯して足もみしました。
父は足もみを楽しみにしてくれていたようです。
帰るときにいつもカーテンの向こうから「ありがとう」とぎこちなく言ってくれました。(そんなこと言うガラじゃないんですよ)
7月の終わりには父を自宅に戻して、母とふたりで在宅での緩和ケアを5週間続けました。
だんだん筋力が落ちて姿勢が保てなくなってくると、足もみもしっかりできなくなっていきました。
薬の副作用などもあって便秘が続いたときに、久しぶりにしっかりめに足もみをして帰ったら、その後たくさん便が出たと母から電話をもらいました。
便が出たからおむつを換えたら、すぐまた便が出ていて大変だったと母からのクレームでした(笑)。
ベッドが大嫌いで、介護ベッドが届いても布団の上で寝ていた父でした。
布団に寝ているときはまだ足湯をしたり、少し足もみしたりしててんけど、介護ベッドで過ごすようになってからは足側にスペースがなかったから難しかった。
父が起き上がれなくなってからは足をさすったり、足裏をぷにぷにするくらいしかできなかったけど、それも足もみを知っていたからできたことやと思います。
足もみは最高のコミュニケーションツール
足もみは両足でだいたい1時間くらいかかります。
足もみをしながら1時間とりとめのない話をする。
こんな幸せな時間なかなかないと思わへん?
お父さんと、お母さんと、おじいちゃんと、おばあちゃんと、娘と、息子と、、、。
足もみは最高のスキンシップツール、最高のコミュニケーションツールやと思います。
誰でもできるし。
きよみんは足もみのおかげで、たくさん父とのスキンシップの時間をもてました。
父の足もみをしながら、いままで聞いたことなかった父の思い出話をたくさん聞くことができました。
もうね。
ほんまに。
あなたとあなたの大切な人のために
あなた自身の健康のために、あなたの大切な人のために。
足もみはええ仕事しまっせ。
気持ちいいから100%喜ばれるし※。(※きよみん調べ)
たぶん全人類に喜ばれると思う。
実際に若石のプロ講座は手に職をつける以外の目的で受講する人がいます。
お母さんのため、息子のため、地域のおばあちゃんたちのため、自分が大好きな人のために足もみを身につけたいという思いです。
あなたがもし足もみに興味があるなら、きよみんは全力で応援しますよ!
初級プロ養成講座は、きよみんのサロンでも受講できますからね。
急に宣伝っぽくなりましたが(笑)。
このブログを読んでくれている人は、足もみに興味がある人が多いと思います。
もしかしたら、本を読んだりしながら我流で足もみをしているかもしれません。
最近はYouTubeなんかの動画サイトに足もみの動画を上げる人も増えてるみたいやから、そんなのを見ながら足もみをしているかもしれませんね。
どうせやるなら少しでも効果が上がる方法を知ってる方がいいと思います。
ぜひプロから足もみを教わってください。
独学では限界があると思います。
専門家に教わった方が確実で早いです。
京都の方はきよみんサロンにどうぞ!
きよみんの初級プロ養成講座
遠方の方はお近くのサロンにどうぞ!
初級プロ養成講座は全国の若石認定サロンで受講できます。
足もみ術伝道師 きよみん
初級プロ養成講座を修了すると「若石健康普及指導士」に認定されます。
各家庭に1人、若石健康法(若石リフレクソロジー)を身につけた人がいれば、家族の健康管理に役立てることができます。
でも、できれば理想は各家庭に2人以上です。
1人しかいないと、その人は誰からも足もみしてもらえないからです。
その人が家族の誰かに教えて、足もみのしあいっこができたらいいですね。
きよみんは身内に足もみできるのが自分しかいないんですよ。
自分でできますけどね。
自分でできるけど、くたびれて帰ってきたときとか、しんどくて布団から出られないときなんか「だれか〜だれか足もんでくれ〜」って妖怪足もんでくれ婆になってます。
自分でできても、人にやってもらうのって最高に幸せなんですよね。
きよみんサロンは「お客さんの足を施術する」のと、「お客さんに足もみの方法を教える」の二本立てで営業しております。
「頑張りすぎ女子専門リフレクソロジスト きよみん」
「家族みんなの健康を守る足もみ術伝道師 きよみん」
どちらもよろしくお願いします。