お醤油も自分で手作りしてみたい、という夢が叶って3年目。
お醤油作りのクライマックス「醤油しぼり」も3回目です。
お醤油を作るのはそれほど難しくはないんです。
でも、「醤油しぼり」は特別な道具がないと無理なので専門のしぼり師さんにお願いしています。
約10カ月間、9人の仲間で大切に育てた「もろみ」が神々しいです。
このままでも美味しくて、香りもよし。でもしぼらなきゃ。
お湯を注いで塩分濃度を調整した後、しぼり袋に入れてジャッキで圧を加えていきます。
少しずつ圧を加えると、チロチロとお醤油が染み出してきました。
しぼりたての生醤油です。
今年のできはどうか、期待と緊張でドキドキの味見。
手前味噌ならぬ、手前醤油の旨さたるや。
生醤油をビンに詰めたら、残りの醤油は大釜で火入をします。
おくどさんに薪をくべて火の番をするのはとっても楽しいです。
ふだんの生活ではなかなか火を焚く機会ってないですからね。
きよみんは焚き火が大好きです。
火入をした醤油は樽にもどして数日置いて、澱が沈んだらビンに詰めて完成です。
生醤油でとった分を除いて、一升瓶で約30本できました。
自分で作るとどれだけ手間ひま掛かるのか身に染みてわかります。
大事に大事に使おうと思います。