50年と1年目

2018年9月28日、51歳になりました。

数字だけを見ると、えらいおばはんになったような気がします。
外見は熟成してますが、中身はまだまだですね。

ちょうど1年前の誕生日、なにか用があって実家に行きました。

着いたのが夜だったので父はすでに寝ていましたが、わたしが隣の部屋でテレビを見ていると「今日28日やな」と声がして、寝転んだままふすまを開けて父が話しかけてきました。

そして、

「お誕生日おめでとう」

「こころからおめでとう」

と、一言一言ゆっくりと情感たっぷりに言ってくれたんです。

その言葉を聞いた瞬間、

「あ、最後や!」という直感が頭の中に閃きました。

「来年の誕生日は、お父さんもうおらん」そんな予感が胸をよぎったんです。

変な予感、当たらんかったらいいのに。
ずっとそう願っていましたが、ずっと違和感を抱えていました。

 

2018年9月4日、台風21号が荒れ狂ったあの日。

あの日の朝に、父は旅立ちました。

3月末に病気が見つかり、4月から入院、退院、また入院と繰り返して、7月末からは在宅ターミナルケアを行ってきました。

訪問診療をしているクリニックのお世話になり、最期までの5週間を母と二人で自宅介護することができました。

最期は、ちょうど看護師さんが訪問中だったのであわてずに対処できてよかったです。

母が右手、わたしが左手を握って見守る中で息を引き取りました。

 

いまでもまだ不思議な気分です。

どこにいったんかなーって思います。

とてつもなく大きな存在に守られてきた50年でした。

わたしがいま存在している、みなもとの半分を失ってしまいました。

51年やけど、50年+1年って感じです。

 

そんなこんなで8月9月は別世界にいてました。

10月からぼちぼち復活していきます。

 

 

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